競馬のG1連勝記録

連勝記録

競馬のレースの中でも最高峰に位置するG1レース。一つ勝つだけでも大変なことですが、中にはそれらを複数勝利する馬や連戦連勝で制するとても強い馬が出てくるのも楽しみの一つです。日本馬のG1レースの連勝記録は6連勝で、該当する馬は3頭います。厳密に言うと1頭目のシンザンはグレード制導入前の馬ですが、現在のレース体系に置き換えると牡馬クラシック三冠、宝塚記念、天皇賞(秋)、有馬記念を制し、7大競走では6戦全勝の成績を残しています。

前哨戦で負けても本番ではきっちり巻き返してくる勝負強い馬でした。2頭目はテイエムオペラオーで、2000年は古馬王道路線を歩み、5つのG1を含む7戦全勝という凄まじい成績を残しました。翌年初戦の大阪杯で連勝は止まりましたが、続く天皇賞(春)では見事巻き返してみせました。当時の世界最賞金記録を達成した名馬でもあります。3頭目は、海外でのレースも含めた記録ですがロードカナロアです。

遅咲きの同馬は初G1制覇は古馬になってからですが、そこからスプリント戦を中心に圧倒的なスピードで次々と大レースを制し、香港スプリントを連覇するなど世界的に活躍した名馬です。競馬ファンにとっては馬の実力が拮抗した混戦も予想の楽しみがありますが、大レースを次々と制するスターホースの強さに酔いしれるのも競馬の楽しみの一つです。