競馬 G1昇格
競馬のレースには格付けというものが存在します。一番下はG3、G2、そしてG1というようにカテゴリー別になっています。以前の日本の競馬界は独自にこうした格付けというものを行ってきましたが、国際的なものではなく、あくまでもその地域の格付けということになり、格が落ちる状況になっていました。
そのため、日本でも国際的なルールにのっとった格付けというものが行われ、簡単に格付けができるような状況ではなくなっています。例えば特定のレースをG1に昇格させたい場合、レーティングの値が高くないと認められません。G1レースに匹敵するレーティングでなければ昇格はできず、G2、もしくはG3という扱いになります。
レースを新設する場合、2年間のレーティングで格付けを行うため、初年度は新設重賞、2年目は重賞という表記になり、グレードがどこなのかわかりません。レーティングの数字が良ければG1へ昇格ということになりますが、数が増えることが予想され、乱立の懸念があるのも事実です。